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人気観光地に新規OPENしたコワーキングスペースの店舗Webサイトを制作しました。気分をリフレッシュさせながら、仕事を効率化させたい。草津温泉をワーケーションで訪れる首都圏に住む30~50代のビジネスパーソンをターゲットにしています。
「旅のプロが選ぶ温泉」ランキング21年連続全国1位に選ばれ、日本屈指の泉質を誇る名湯、草津温泉。この町で唯一のコワーキングスペースが新規OPENするに伴い、公式Webサイトを制作いたしました。
温泉でリフレッシュしながら働くことが可能な「現代版湯治&ワーケーション」をコンセプトに掲げ、「質」にこだわる“大人が集まるワーケーション施設”であることを伝える内容となっています。
「コワーキング」はコロナ渦以降、日本全国に店舗が増え、“会社に出社せずに働くスタイル”が浸透してきました。多くのビジネスマンがパソコンを持ち歩き、会社以外の場所でリモートワークをしています。しかし草津温泉コワーキングでは、「仕事の作業場がある」だけを価値としたくはなかったため、コワーキングの機能的価値だけではなく、草津温泉にあるからこそ感じることができる情緒的価値(心理的な便益)を整理することに多くの時間を使い、ブランディングの方向性をしっかりと定めてから制作にとりかかりました。
30~50代のビジネスパーソン(クリエイター層が中心)をペルソナに設定し、洗練された雰囲気を意識しました。「コピー」「ステートメント」の“言葉”にこだわり、そのメッセージが適切に伝わるようにビジュアルを整えています。コワーキングや草津温泉のが伝わるように、撮影編集をおこなった動画を背景に設置。各ページに使用する写真素材も、スチール撮影を計3回行い、一つ一つにこだわりました。
交流拠点でもあるコワーキングのイベント情報を発信できるよう、CMS(WordPress)を導入。背景の動画は、ユーザーの環境によって表示に不具合が発生しないよう、Vimeo(外部サービス)を利用して出力するようにしました。また、温泉地であることを表現するため、湯けむりが舞う演出を、JavaScriptでアニメーション実装しています。